panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

水原弘が歌う加藤隼戦闘隊の歌を発見


  クールファイブの逢わずに愛しては我輩の中学時代の代表的な愛唱曲である。どういうことであろうか。自転車上の孤独と自由のなかで一人歌っていたのである。それがバッハに目覚めた我輩と矛盾するわけでもなかったところが、えらい。
  すると、水原弘が逢わずに愛してをうたっているのを発見し、そしてついに彼が加藤はやぶさ戦闘隊の歌をうたっているのにいきつくという僥倖。ついでに青江三奈もこの歌をうたっていた。なんという軍歌シリーズであろうか。
  しかし時代が時代である。軍歌をうたってはいけないということをいつだれが言い出したのだろうか。まさか荻上チキじゃないだろなあ。


  我輩を知っている人は、我輩が水原弘を好きだと気づくまい。我輩の世代で水原豪傑弘を好きだという人は少ない。もっと上の世代の歌手だから。でも我輩は、君こそわが命のレコードを隠れて買った中学生だった。中学の我輩は、断じて不良ではないし大酒飲みではなかった。当然だが。でもなぜか好きだったのである。バッハと同じくらい。そして逢わずに愛しては愛唱歌だった。といま書いたばかりだ。
  だれともこの点について話したことはなかったから、当時は秘密だったのだろう、、、か。
  ついでに水前寺清子ついでに熊本の八代亜紀。唯一好きな曲がここで出てこなくては止まらない。