panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

ボクシングはスポーツなのか


  山根君が辞任したが、リーダーがああも表現力がないのでは、問題はリーダーに群がるフォロワーなのではないか。フォロワーシップこそが忖度の源泉、甘い汁のしたたり場所なわけで、副会長の東大出身の弁護士なんかのほうが何かあるのではなかろうか。あるいは、彼はただのサンシタ(三下と書くのか。下っぱの意味)で、サンシタ魂がつまった能吏にすぎず、さらにその奥にうじゃうじゃいる特殊利害関係人たちとは一線を画しているのか。それとも、隠しているのか。
  そもそもボクシングは野蛮な殴り合いなわけで、これがスポーツなのか。
  なぜそんなことを考えたというと、もう日本人はマリンスポーツ(海水浴)もウィンタースポーツ(スキー)も関心は低いからである。ボーリングや玉突き?もやらない。人気なのはサッカーや依然として野球、バスケくらいで、外国人がいないと相撲も成り立たない。
  レスリングやラグビーならギリシアやイギリスに起源をもつ正統派スポーツだが、ボクシングは移民の白人アメリカ人や奴隷解放された黒人のハングリースポーツだったわけで、今でも殴り合いが好きだというのはある意味どうかしているのでは?
  格闘技も一緒に、もうやめて、たんなる興業だということを周知して、エンタメなんだと割り切ったらどうか。世界ボクシング会長代行も麻薬マフィアだということだし、ガッツ石松みたいな魅力的な原始人はもう出ないだろうから。