panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

午前3時のオリンピック

  
  31日火曜。朝4時。ただし30日分にまとめられるはず。
  ラジオをつけたら内村コウヘイの鞍馬の評価でもめていて、団体のメダルがとれるかどうかであった。午前3時。なぜか個人的にも焦り(?)、起き出してテレビを見ると、日本選手団がぼんやり座っている。やる気のない大学生のように投げやりな感じだ。人ごととは思えず、みつめていると、評価が覆り、銀メダルとなった。うーん、オリンピックは体に悪い。精神的にはもっと悪い。
  ラジオで聞いていると、何というか孤独になる。テレビだと平常な風景だが、ラジオで負けたり勝ったりを聞いていると、うろたえてしまう。ラジオは一種、絶望的なメディアである。
  しかしこれが国際戦というものだろうか。結局、競泳でもアジア人は日中韓しか出てこない。東南アジア人が出てくるのはあるんだろうか。ボクシング? きらびやかなスポーツで白人に対抗しているのはこの3国だけだ。熱帯でスポーツなど熱中症になるだけだろうが、こうしてみるとやはり世界は白人---しかもバイキング系---によって構成されているというしかない。事実、我々というか我輩すら、東南アジアの国が出てこないことを何とも思っていなかったわけで、、、。期待すらしなかったわけで。・・・そういう国に生まれていたら、どういう風景に世界は見えるものなのか。改めて思う。早朝の大国日本の片隅にて。