panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

雨が振り出し、梅雨予想をみる



  昨日も同年配の同業者と趣味のことが話題になり、そっちはない、こっちはないであるべき?という結論になったのだが、こっちは実は結構あるのである。
  でもポキのような商売の人間が趣味をもつのは不謹慎であるということを若年のころから思っており、かくして公式には趣味はわてらの商売には不用と考えてきた。
  しかし実態はかけ離れており、珈琲とクラシックと本はポキの一瞬一瞬の生とは切り離せない(ちなみに、一瞬一瞬人は生きているという言い方は、同業者が自分の痴呆の親を表現した言い方で、同感なので借用)。でもそれはポキ様の一部をなすのであって、その三位一体、もしくは御三家である珈琲、音楽、本にさらに自分を入れて考えると、もう一つの四天王となる。
  結果的には趣味はポキの血肉であり、その一部というか本体かもしれない。最近は完全に娯楽以外のなにものでもないと思うのだが、これに映画を入れると、もう完全に趣味だけの四天王になり、ポキの入り込む余地はないくらいだ。せいぜい完全調和の五摂家とでもいうべきか。
  いずれにしても、したがってポキのブログの内容も必然的にこの五摂家に関係するわけで、この写真の二人は似ていると思う。ソフィア・ローレンはイタリアの大女優だが、渡辺直美は日台の太エンターテナーである。

  これを聴きながら、外の雨を眺めつつ。