panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

ボージョーアウンサン市場


  もっとも有名なマーケット。ここで何かを買おうとして2度行ってみて、失敗した。一つも買えなかった。引っ込み思案な我輩が、アジアの雑踏などもっとも似合わないにもかかわらず、やむにやまれぬ精神的知的衝動に突き動かされて日本を後にする我輩が、こうした、毎回いうようだが、一物一価の法則の貫徹していない場所で、十分駆け引きできるはずもないではないか。のみならず、どうしても買いたいものが発見できない。土産ものといっても、どうもミャンマー人は、外国人の欲しいものがどういうものか、理解できていないようである。現地の人が買う分には問題ないということでもあるが。
  いわゆる男の腰巻きであるロンジーも買えなかった。日本でというか近所ではくつもり満々だったのだが。着方は現地人をみていてわかったのだが。要するに布の両端を縫って、筒状のものをつくり、そのなかに体を入れて上の部分を結び合わせるのである。
  ロンジーといえば、パンツを履くかどうか、という問題には決着がついた。椎名誠の本でも履かないと従来通りの説明がされているが、99.9%の人は履くそうである。少なくとも現在は。ミャンマー人が自信をもって断言していたので、まず間違いないだろう。
  だって履かないと、ロンジー自身がパンツと化すので、2,3日しか履けないという状況になるだろうことは、火をみるより明らかだからである。・・・高校時代の貴重?な体験が物語るのである。えへん。って?
  上の写真の解説をすると、左の市場にみえない薄いピンクの建物が市場。右のほう遠くの高い建物、これがトレイダーズホテル。そしてそれより写真では低くなっている高層の建物が実際はトレイダーズホテルより高いさくらタワー。右にいくと、ヤンゴン川(エーヤワディ川の支流)にぶつかることになる。ダウンタウンね。
  内部はこう。