panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

分水嶺からアル・カポネまで

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 西部邁である。彼の大衆社会批判はもう完全に有効性を欠く。彼が何を云っているか理解できないおそれがあるからだ。大衆社会の人類は。

 前回は分水嶺という言葉がわからなかった。今日はアル・カポネを知らなかった。言葉と知識の両面でこんな常識的なことに無関係に生きているホモサピエンスがあることに、驚くというより、がっくりきた。

 サピエンスとは知恵の意味である。