panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

オッリ・ムストネンを聴く


  昨日は仕事日。風邪をうつしたと思われる本人と会ってみたが、まだ風邪だった。ポキにうつしたりなかったと思える。だからその分こっちが軽いのか。
  昨日は夜遅くまで仕事したので、夕食ついでに残っていたアルコールをのんだら、風邪が直っているどころか、今朝は若干からだが重い。体重があるという意味ではない。二日酔いかもしれない。というか、1、2杯飲んでこれでは、もう酒に見放されているということかもしれない。ま、見放したのはこっちだから、一生一杯、ではなくて、一勝一敗といったところか。・・・しかし親指シフトの変換ソフトはひどい。なにが一生一杯なのか。意味不明。
  届いたムストネンを聴く。スタインウェイらしい硬質な音がいまどき珍しくいいのである。ベト君のピアコン1245番、計2枚。3番はない。というか頼まなかった。
  弾き振りのせいか、テンポが気持ち遅い。もっと早ければ彼の鋭角的な音も音楽ももっとよかったのではないかと思う。でも普通評価。ちなみにポキの評価は、傑作、普通、退屈、くたばれの4段階評価である。合格点は普通以上。普通と退屈が社会でいえばミドルクラスで、普通がアッパーミドル、退屈がローワーミドル。人生の厳しい一線は上流階級(傑作)とアッパーではなく、ミドルクラスのなかに引かれているのだ。これは人間社会と同じ。
  ということでまだ5番皇帝は聴いていない。もともと皇帝の弾き方が独特だというので買ったのだが、あとで評価が変る可能性もある。
  ということで今日は本文の手直しをして明日また職場に来る必要があるので、明日でやめるつもり。あー、注も面倒なら、本文のブラッシュアップも面倒だ。だれも読まないのだがなあ。論文なんて。世の義理である。義理を欠くのがポキの信条だが、今回は義理を書く。なんちゃって。
  ちなみにオッリはフィンランド人。