panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

江波杏子亡くなる


  江波杏子が亡くなっていたことを今朝知った。家人1にいうと知っていた。芸能通ポキの面目崩壊である。躍如したかった。
  口の大きい、賭博映画の主人公だったが、大映だったからか。大映の映画館は函館では松風町の函館バスの横のほうの映画館が並んだところにあった。高校時代になくなって、昔のポスターなどが買えたが、当時邦画に興味のなかったポキは一枚も買ってはいなかった。
  というかそのとき別のところで買った洋画のポスターはどこにいったのか。ふふふ。当然実母(継母はいない。いたが死んだのではなく、もともといない)に捨てられたに違いない。ベニヤ板に張ったヘップバーンのポスターも捨てられた。うーん。何という不実な親であろうか。
  澁澤龍彦の関係で一度近くから眺めたことがあるが、当時は彼女はあまり活発に仕事をしていない時期で、どうしてるのかと思ったのだが、眼鏡をかけて本好きな雰囲気があった。澁澤の親しい友人だった。
  昔はこういう硬派な俳優が男女ともに多かったのに、いまやテレビはどうしたのだろう。ということでやはり通例ながら冥福を祈りたい。
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  となりは有名な?脇をかためる俳優。コロンボの声は彼である。今は二代目。