panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

やる気がでないので、ぼんやりする

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 忙しく立ち働いたので、函館で、何か放心状態である。方針が立たない。疱疹は出ていない。保身の必要もない。そもそも保身を心掛けたことはない。ということで、ポツンポツンとこの本に目を通す。函館の自宅にあった。

 疱疹はないのだが、腰痛が発生している。これははじめての経験である。函館の自宅から港近くの観光でおなじみの明治館まで自転車で行ったり来たりしたし、そもそも一度無銭飲食になって、翌日また金を払いに松風町まで行ったりして、相当自転車で走ったからなあ。

 死んだ弟が持っていた本の一冊であるが、これを読むと、なんかイメージと違って、池波はまるでポキのような生活を送っている。しかも生活水準が高いから高等遊民状態である。ポキの高等遊民は遊休状態で、中等遊民なので全然追いつかないが、要は、映画の試写会と本読んで暮らしている。

 たまに絵も描いている。食べるものは、ご承知のように、グルメだし、なんといっても銀座日記だし。

 高等教育を受けていない下町出身の作家なので、もっと平民的かと思っていたが、知的選良の生活である。うーん。テレビでやっている池波行きつけの店なんかも、ここからとっているのだろう。パラパラ読み続けよう。