panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

星龍軒の閉店


  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180512-00010000-hokkaibunv-hok
  函館駅前やや横の星龍軒が廃業したというニュース。毎回行列ができていて、やめて別のところにいくことも少なくなかった。もう地元の人間ははじかれつづけ、それがいやになったとも店主はいう。そもそもそういうポキもたまに帰省する、地元の人間ではないし、三つ葉の入った(しかしなぜ?)塩ラーメンはもう食べられない。
  地方の文化的基盤が一つ一つ合理的な理由のもとに消えて行くのだが、高度成長のころより現在は生活至上主義になって、豊かな社会のなかで、生活の物質的側面とは直接かかわらない文化的基盤が脆弱化しつつある。なぜなのか?
  というか、なぜラーメン屋が文化的基盤になったという風に思うのかのほうが不思議ともいえるが。自分の把握の仕方に問題がある感じもするが、いずれにしてもがっくりきた。