panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

京都本と、、、、ますます遠ざかる東南アジア

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 流儀本の次は京都本。つづけざまに古本で何冊か注文したが、寺社仏閣関係ではなく、今回は喫茶部門?。京都の喫茶店が広く観光の目玉になるのはこの本が21世紀になって発売されたからのようである。ポキがフランソア喫茶室に入る前に(同じ通り)、人だかりがしていた喫茶店ソワレで働いていたことのある人が著者。

 昔の大学町にはいい喫茶店があり、愛好されていた。その端くれに属するポキとしては、京都の喫茶文化に、たとえ商業的理由から近年の「発明」品的な喫茶店が少なくないとしても、ぐっーと引き付けられた。

 老後は京都のマンションというのは一つの考えかもしれない。春秋だけの季節限定だが。いうまでもなく、春夏秋冬を過ごすほど、アホではない。

 ますます国内回帰が進み、東南アジアに対する情熱が消えるこの頃だが、日本文化に対して東国にして北国にして蝦夷地的な辺境視線の歪みが弱まるのはよいことだろう、、、、か。