panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

オンブラマイフーが嫌い


  ヘンデルが苦手(嫌いというときついかと気づいて)だが、たまにいいのがあるので、ファジオーリが歌っているこのCDをとうとう買った。買わないつもりだったが。
  さすがにうまい。でも最初のほうにオンブラマイフーなる有名曲が入っている。フィッシュドッグ(夕食)を食べながらがっかりした。もう通俗曲だし、飽きたし、それほどいい曲だろうか。
  もっとさまざまな名曲を探す努力を歌手たちもすべきだ。ヘンデル・オペラは大半、CD化されているので、簡単ではないか。聴き手におもねる(忖度ですなあ)ことなく、各自の好き嫌いで選曲してほしい。このCDはその意味ではまだいい。というか、ファジオーリはうまい。もったいつくような感じだ。ヘンデルでさえ。この場合、もったいついてよかったね、ヘンデル!と読む。
  あ、表題で嫌いが出てきてた。