panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

カーリング決勝いくのか



  至上最悪の冬季オリンピックとはいえ、自国が勝つのはいい気分だ。というかもっと深刻な気分で見ているが。
  日本以外の国同士のカーリングを見ていても、緊張が続かない。他国の試合はすぐ飽きて見ないということを味わって、ますます自分の内なるナショナリズムが消しがたいものだと知る。ま、これが近代ナショナリズムなのか、もっと古い部族的感情なのかは不明だ。
  高木姉妹が勝つのを一人居間で立ち上がってみて、その後もう終わりそうになっていたカーリングをみる。見事に負けたが、今朝起きるとアメリカが負けていたので、決勝進出だった。同じ道産子として小平のときよりうれしいが、でも幕別ってどこ?姉妹の出身の町らしいが。
  ヤフーの地図で調べると、帯広とワインの池田町の中間にある。ここかあ。なら車でなら通ったことがあるかもしれない。同じ県(北海道)とはいえ、あれほど広いとどこがどこかわからない。地図でみるとそばにはトマムもある。そんなに遠くないというか、トマムって南富良野かとか、いろいろ学ぶことが多い。
  結局、最南端の道産子には、北海道は大半、未知の大地なんである。青森なんかのほうが近いもんだから。
  テレビをみながら、よそから取り寄せた圏外の精神(日本語学者亀井孝の評伝)を読んだ。でも書き方も悪いし、亀井自身の生き方にも疑問が残った。弟子ってこんなに先生に奉仕するものなのか。・・・・自分なら途中で放棄というか放逐というか、されていただろう。、、、、、日本の学者っていやあねえ。