panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

19日で届くクレオパトラ

  
  クレオパトラがでているオペラばかりを集めて、アリアを歌っているのはレグラ・ミュールマン。予定より5日遅れて、例によってイギリスから届いた。
  最初の曲がグラウンの「シーザーとクレオパトラ」からの一曲で、録音も歌い方も非常にのびやかで、圧倒される。でも第2曲がヘンデルだから興ざめではあるが、すぐパスして次がハッセ。これが三曲入っている。レグレンツィ、スカルラッティ、ヴィヴァルディ、マッテゾン、サルトリオ(この人は知らない)という按配。全13曲。
  ようやく届いたので、次も同じところからバルトリの「優美な二重奏」というのを買おう。(というかもう注文した。来たら注文というシステムをかたくなに維持しているのだ)
  グラウンは何度も触れたが、このシーザー云々のオペラこそがポキの前古典派オペラ、あるいはバロックオペラないし18世紀前半のイタリア(ナポリ)オペラの原点だった。

  ラモーばかり集めたドゥヴィエルをアマゾンで正規で注文すると一カ月から二カ月とあるのだが、どういうこと?人気ないのか。ラモーのオペラはフランスものでは例外的にいいのだがなあ。というか、どうしてポキの趣味するところは一般化したものにならないのか。