panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

地政学的存続


  朝が早い。昼寝も必要だが、今日木曜日の仕事は別の場所になるので、簡単に休息もとれない。その分、早く帰宅もできる。しかしやはり一日を仕事で無駄にする感じは否めない。無駄にするといえば、この仕事で生存しているのだから、表現は間違っているだろうが。
  昨日の夕方、最近たまにあるベトナムからの電話の電波状況が悪いので窓際によって話していたのだが、窓際によれるほどに本を整理したのである。だからそこからようやく景色がみえるようになった。
  15年ぶりくらいかもしれない。外は高いビルもたって、自動車通勤では計り知れない世界が繰り広げられていた。なるほど確実に世界は格差化へ向かって進んでいるのかもしれない。
  小林由美が10年ぶりにアメリカ一極社会論を出した。一人の学生を卒業させるのに3千万円もかかる大学というのはもう教育というより、産業だし、そもそもが社会的身分再生装置というしかない。朝から憂鬱になる。
  それにしてもスマホでとる写真は画質のせいか絵のようになる。
  ちなみに北朝鮮のことを書こうとしたのだが、表題は孤立してしまった。武力衝突はないのだなあ。ということはいつまでも、金王国は存続する。李氏朝朝鮮以来の専制帝国として。