panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

空虚な午後を埋めるハッセ


  朝の会議は少ししゃべるだけでクタクタになる。午後は心が空白になる。虚心ではない。それは望ましい。おぞましい方の空虚なのだ。
  そしたらハッセのオペラをアマゾンで自由に落としてパソコンで聴けるのである。あいにくこれしかそういう措置になっていないが、買えば高いのでどうしようか迷っていたのである。なんといってもこの表紙が抜群なのもので。
  それで全2枚(CDでは)をずっとさっきから聴いている。なんという至福であろうか。ハッセのオペラは典型的な18世紀前半である。妻のボルドーニは当時の代表的なソプラノ歌手であることはいつか書いた。とにかくいいわけである。買えば3000円。やはりいつか買うのか、我輩?4時半。
  しかしひるがえって考えてみると、我輩の場合、これまでのいろいろの至福関係を総覧すれば、共通に、ただとか安いとかがその条件になってはいないだろうか。うーん。なんという小者ぶりだろう。ここは一つ舛添っているということなのか、我輩?
  やはり舛添先生、先をいってらっしゃる。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004FB2PK8?ie=UTF8&keywords=hasse&qid=1465346035&ref_=sr_1_12&s=music&sr=1-12