panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

気分転換に風呂、そして西尾幹ニだったりして

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  眠り続けて、夜8時になって復活する。昨日はつかれた。
  ロンドンバロックのバッハのトリオソナタの弦楽三重奏版を聴く。他にもいくつかアイテムがあって、これが教養の本質である。絶壁の母。すなわち教養。そして風呂に入ることも重要かもしれない。
  気分はやや高揚し、そして我輩の長い100年人生の来し方を思い起こし、すべての日本人は我輩とその家族、さらに広い意味でのご一党さまをのぞいては、強度に劣化しており、もう語るに足らないのではないかというテーマについて考える。ほぼ全滅ではないか。という感じ。
  そうきっと西尾先生も思っているだろう。でもなんか社会に働きかけることをやはり信条としているので西尾先生にはまだ一種のオプティミズムがある。でも我輩にはない。正直言ってもう知ってる範囲の人間だけで---それがそもそも選別されたものなのであるから---一生を送りたい。
  エリートおよびエリートたらんとする人々の精神的形骸化にはもうつきあいきれない、と思う。専門家こそが20世紀の大衆で、専門家は中味のない機械と化す危険をとうにこえてただのシステムになった。というようなことを、西尾先生のしり馬にのって、ちらっと思ってみる。でもほんとじゃね?

  やはり前古典派のオペラ曲が絶壁の母の大きな部分をなしているので、聴く。この人のは独立したものとしては一枚ももっていない。なんかスラブ系の顔だちが不気味なほど、存在感をかもしている。1600円。買うかどうか。レージネヴァのはもう一つ1290円のを買うのだが、我輩にとってHMVで買うかどうか思案しているときが最高に至福なのかもしれない。至福である。私腹でも紙幅でもない。おまけに雌伏0年。・・・それにしても不気味ですらある。スラブ人。
  
  モツ君も歌う。これが1290円の買うCD。