panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

宣告下る


  病院で検査結果を聞いてきた。うーん。脂肪肝のようだが、とくに何も重大な点がないようである。数値の高いのはあるが、とりわけ問題はないようなので、経過観察に付すということで決着した。
  今晩、我輩はビールを一本飲むつもりである。したがって、一体、どの程度飲んでいいのかを聞いた。女医はピーチエアの宣伝をしているAKBのメンバーによく似ているのだが、うーんと云って(って、うーんは我輩の専売特許じゃね?みだりに使わないように、とか思ったわけではなく、ただいま書いている最中にでっちあげたポストシーンな修辞であるが)、あまりいい顔をしないのである。・・・だって数値に問題はないのでは?でも、太りすぎのきらいがある、ゆえに週に一二度というくらいかとかおっしゃるわけである。
  最近我輩は医者の能力については相当疑問に思っているので、でも数値にとくに問題はないんでございましょう?とか慇懃にアッパーな雰囲気を漂わせては云ってみて、食い下がるのであるが、でも食い下がってこっちが勝利を得ても、結局は肝臓にはいいことはないのであるから、まあまあのところで引き下がった。・・・なにせ、我輩、人物であるがゆえに。、、、実際は厳しい比較考量という大人の知性的活動の末にではあるが。
  ということで一カ月後、また検査に行くのである(経過観察とはそういうことなのだ)。が、まずは、モヤも晴れ、外は雨だから、今日はいい日だと、感無量なのである。
  ところが、もうビールはいいかという気分でもあり、寒くなって日本の厳しさを肌で感じる頃合いにはもっと度数の強い酒がいいわけだが、ピーチ女医(ピーチジョンではない)は日本酒などはダメというのでもあった。・・・うーん。人生はままならない。、、、まあまあならいい、ということか。まさかなあ。ただの言葉の類似だし、、、。
  写真はシュエダゴンパヤーの我輩の曜日。火曜日のところで祈っている人々を撮った。ミャンマーは今日も暑いだろう。昨日、モンゴル軍が13世紀にバガン王朝を打ち破っても、あまりの暑さにまいって早々に雲南大理国を滅ぼしてそこを根拠地にしていた)に引き上げたという話を読んで、笑ってしまった。暑かったろう。クーラーはなかったろうから。だからといって扇風機もないわけで。そもそも当時は、雲南バガン間のLCCもなかったと思われる。だからといって電車やバスがあったわけでもない。ふふふふ、馬鹿らしいのでやめる。もう少しで、リーガルハイの再放送だし。
  我輩は今日は一人、ビフテキを食べることにした。家人にはこういうものは必要ない。艱難辛苦を耐えに耐え、孤立無援の肝機能障害疑惑を乗り越えた我輩にして、はじめて食することのできるものなのである、ビフテキは。、、、ローワーなわが家では。