panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

indolent life

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   菅が昨日首相になった。一応書きつけておこう。ちょっと親族が何となく我々に関係していないわけでもないのだが、横浜が基盤だからなあ。我々というのも曖昧だが、ま、適当に推測していただきたい。そういえば、伊藤蘭一家とも何となく関係しているのだが。相棒ではない。それはドラマの名前である。

  さて、バンド(群れ)で暮らしていたわれわれの祖先の生活はインドレントだという人類学者の指摘を受けて、この言葉についてさぐってみると、いろいろな訳語が出てくる。一番ぴったりなのは、ぶらぶらしている、という意味か。惰弱(だじゃく)、怠惰、遊惰など思いつく限りの勤勉日本人がもっとも嫌う言葉がさらに続く。

  不活性とか無痛というのもある。しまいには緩慢進行性というのも、専門分野によっては成立している。いまの人々についてインドレントを使えば、要は、不精な暮らしというものか。無精者はインドレント・マンということになるのか。英語では。

  ということで、狩猟採集民はブラタモリしていたということで、その英訳はインドレントという言葉を使うのだぞという教育的メッセージでした。