panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

文春をしのぐ大地震


  朝、モーニングショーで塚原問題について、文春のを利用して何か進展があるだろうと思っていたのだが、あにはからんや北海道の地震である。
  母ユリに電話すると、停電である。全面的に停電しているらしく、テレビも見れないだけでなく、あの大量の冷凍庫のものはどうなるのであろうか。北海道の魚介は大打撃を受けているだろう。ただ一戸、自称百合子こと母ユリだけの問題はない。
  しかし基本的に自己世界に埋没しているユリはガスでご飯をたいて仏前に備え、あまつさえ当然ながら食したことを明快に述べて、暇だからソファで寝ているというのであった。たしかに被災地の一種にあるのだが、全体状況がテレビを通じてわからない以上、そういう極私的行為にひたることになるのは仕方ない。
  しかし問題は塚原的進展を期待していたポキなのである。結局仕方ないので文春を買い、買ってみると大したことは書いていなく、そうして日常生活に戻るという仕儀になるのであった。

  昼になり、じゃ、ワイドショーをみようとするが、パワハラを糾弾するホンジャマカ恵や坂上忍など、どうみても貴様らがパワハラじゃないか的横柄態度でテレビを占領しているのを知って、いったい誰がこれらの司会者を喜んで受け入れているのだろうかと、深く憂慮することになった。
  権威主義に反対する反権威主義くらい権威主義的行為はない、という古くからの教訓の一例。