panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

ミナーシのタメルラーノ


  しばらく前、別の演奏でヘンデルらしくないオペラ、タメルラーノを買ったということを書いたが、一部に音楽の話ばかりしていると叱責を受けているので、しばらくやめていたのだが、前に買ったそのCDでは完全には満足できない、ようなのである。でもFM録音で聴いているタメルラーノの実況は見事な演奏で、タメルラーノが名作だということを、しかもヘンデルのだから、驚くのだが、印象づける。
  パルテノーペというヘンデルの一部に有名なオペラを指揮しているのはリッカルド・ミナーシである。これがとてもいい。

  で、タメルラーノもミナーシが指揮しているのがある。こっちを買えばよかったのか。いまさらながら、やはり買うべきである、、、のか。最初に買ったのも決して駄作な演奏ではない。ただ、偏見バリバリながら、ヘンデルごときを同じオペラで二枚も三枚ももつことの意味を考えている今日の午後。
  これってやはり幸せなんだろうか。昼に女若人たちとまたキャピキャピ、蕎麦を食べて、また胃弱故の午睡(ごすい)に入ったポキは考えるのである。・・・これで南洋で、ガバガバとビールを浴びるように飲みながら、子豚に食いつけるのだろうか。まったく。いや、そういうことではなく、、、。ただし子豚は死んだ子豚である。生きて走り回っている子豚に食いつこうというわけではない。