panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

散歩に出かけようとして三歩で雨だと気づく


  集中していたせいか、一階に降りて外に出たところで雨だと気づいた。ふふふ。三歩も踏み出していたので、濡れてしまう。三歩も歩くところがすでに問題的現象である。まさか雨だとは。さっき窓をあけたのに気づかなかった。脂肪を減らそうと散歩に出たのが不覚だった。仕方ないので古本を車で買いにでる。
  富士真奈美岸田今日子吉行和子ら三おばさんの俳句鼎談(ていだん)の本を買う。ふふふ。108円だから買ったのだが、気づくと藤原正彦の「大いなる暗愚」も買っていた。216円。ついでに静岡県知事の海洋国家論のスピンオフのようなものも買った。つまり324円。しかしイギリス人の贅沢とは何かみたいなのもレジにもっていってしまった。しまった。432円。大金を浪費したような暗い気持ちになるが、暗愚なのだろうか。老化なのだろうか。伝統への復帰なのだろうか。
  帰宅すると、ますます宇宙怪獣が侵略をひろげ、自室のパソコンはいまや危機存亡のときなのだった。危うし。地球。一人のウルトラの家族もうちにはいない。怪獣天国ではないか。何とかしなければ。職場から古いウルトラマンに、帰還願うしかないか。