panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

名誉回復につとめる


  リハビリに行く。リハビリというと我輩が読むような英語の本では名誉回復の意味だと思うのだが、名誉回復に行ったわけではない。写真のニコライ2世一家のように死後名誉回復を祈っているわけでもない。ただ右肩を直してもらいに新横浜のスポーツ医科学センターに向かったのである。
  まわりは野球やその他スポーツで体をいためた感じの、いたくスポーツマン・ウーマン的な人々が多い。なぜわかるというと、スニーカーが高そうである。わざわざこのためにとなりのスーパーで3千円か4700円かで悩んだ我輩とは根本的に出発点がちがう。ちなみに昔イギリスで買って以来のスニーカーだから、25年ぶりくらいだ。ふふふ。やはり「主観的高い」ものは違い、結構満足している(つまり4700円のを買った。泣く泣く)。
  その他スポーツ着をもっていないので、半ズボン半袖といういでたち(着替え室で着替えてからリハ室に行く)もこの秋空では我輩には無理だ。チノパンにオヤジ臭い半袖を、衣替えしたのにとり出して着ている。だから独特のぺらぺらした合成繊維のスポーツ着のなかでは、我輩は浮いている。というより沈んでいる。
  ということで散々違和感をもちながら名誉回復につとめているのだが、以上からわかるように、やはりスポーツは体に悪い。じゃね?だからこんなにいかにもスポーツやってますという感じで、その実は名誉回復に泣いている人々が多いのである。ふふふ。やったなあとか思う。スポーツは体に悪いからやめよう!と同時にあまりグータラだと我輩のように肩がおかしくなるので、少しは体を動かそう。あん?どういうことであろうか。