panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

いよいよ本格始動


  製本がほぼ終わり、あとはしてもしなくてもいいようなものとB5サイズのコピーだけになったのでいったん休止。
  山のように積み上げて、忘れていた本が多いので、これから自分用の何か一冊をひねりだそうと思うわけである。書くということね。今年中に形をつけて来年出版しよう。そしてあとはぐうたらな晩年に突入したい。演奏会にも行きたいし、読まないである本を読まないと。
  そもそも我輩の読みたい本は芸術関係の本なのに読んでいるのは社会科学系と歴史系である。これは商売上の役割からきているが、もともとは芸術関係を読むために別のを職業としているわけである。この辺がねじれているが、人生、そう簡単に一筋縄ではいかない。
  たしかに別のもの(社会科学系と歴史系)を読んでる最中にクラシック音楽はきけているが、昼間には読むまでにはいたらない。それは職業倫理を逸脱するかと思ってしまうからだが、だから早く自由の身になって美術音楽映画文学関係のためてある本にとりかかりたいのである。でもそう思っているうちに、、、、、。
  100年も生きたのだからそれでいいか。
  だからできれば写真のような社会科学系の本?なんか読まないでいたいのである。精神が腐ってしまうおそれがある。でも一応仕事だから。
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  明日も来るのだが、シモーネ・ケルメスの世界初録音のカルダーラ(ほぼバッハの同時代人)のオペラ曲が気に入って繰返し聴く。このCDではカルダーラからボノンチーニにかわり、最後がブロッシである。ブロッシは歴史上最高のカストラートの兄だった(ように思う)。またケルメスを買わないといけないなあ。うーん。いくらあってもCDは欲しい。ちなみにこの作品は傑作である。

  そしてこれは前に紹介したレージネヴァの歌うブロッシの作品。

  そうこうしているうちにヴィヴィカ・ジュノー歌うペルゴレージの傑作だとされているスターバト・マーテルを発見した。この三つで夜は堪能できよう。堪能しよう。指揮はルセであるね。チェンバリストの。