panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

見て後悔するのか、見ないで後悔するのか、それが問題、、、じゃね?


  伊勢佐木町は中国人と韓国人とタイ人の街と化していた。昼間で聞こえてくるのはきつい外国語ばかりである。くわばらくわばら。
  映画をみてきた。二日が一日なのだから、居間でなく伊勢佐木町で憩うことに何の問題があろうか。・・・とはいえ、映画は時間がもったいない。いつからか時間がたまらなくもったいなくなって映画館からは足が、ついでに胴体も遠のいた。今日は二本連続してみたから、3時間映画館にいた。二本目で睡魔に負けたが、映画の進行が「ワグナー」(つまりいつまでも単調に長い)なので筋を追えないということはない。
  どういうのか、まことに絵画的な映画だが(どっちも)、やはり自宅で今年か来年にはBSで放送されるはずなわけで、待ってもよかった。そもそもポルトガル映画のほうはピレシュ(ポルトガル人)のピアノがバックに流れるが、3曲程度を1時間半くり返されると、いい加減、あきてくる。もっと多彩にショパンを流せばいいのではないか。グルジア映画のほうは、グルジアといえば同志ヨシフ・スターリン先生の出身地である。同じような帽子をかぶった明治同時代の人々がいかにも古めかしい。いまはジョージアという国名になったから、ダイドウコーヒーを飲んでいることだろう。・・・ダイドウだったかな。
  我輩のいつもの「ルーティーン」にしたがって、まめやでコーヒーを飲み、焙煎してもらいたての豆を買い、歩いて関内に出て、中古クラシックを買ってから地下鉄で横浜に戻る。毎回のことなので、いい加減飽きる。しかしある意味ではようやく植草甚一先生っぽくなってきたともいえる。・・・そもそも年齢だって同じようなものだしなあ。100年も生きてくれば。
  写真はスマップ関係ではない。