panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

料理能力満載の仏教主義的単独飯の行く末は、、、


  昨日は用があって都会に出て鮨の会食にのぞんだのだが、これは体に悪い。結構な昼食をとると夜も食べるのであるからして、孤独な散歩者の夢想(ルソー)状態の人間としてはかなり太ってしまうのである。間食万歳主義も貫徹しており、他方煩悩を捨てる生一本主義も一緒になっているため、太ることで悩むことはいけないことなので(?)、結局体調はゴジラ化しているのだが、放射能をはくまでにはいっていない。そこがさすがの悟りの境地なのではある。
  さて株主優待券をもらってやってみると、残念ながら函館までネットでとったほうが安いということがわかる。電話で確認をとっても相手はそういうし、2億くらい株式を買って、函館ANA乗り放題的人生後期プランは挫折してしまった。というかそもそも5月に優待券で帰るよりはただ普通に帰った方がいいのかあ。ちょっちもらえるまで頑張っていたのが悔しい。うーん。煩悩一杯じゃね?ままままままままままま、ずい。・・・ま、いっか。
  珍しく今週末は一人なので、居間を改造して(ま、よく改造はしているのだが)、食堂机の一部を知的コーナーに変えて、レコード芸術の先月号をじっくり読む。4月号。メモ用紙を何枚も使って知識の整理・収集につとめ、結局かなりな枚数を使用したあとで、これは買わないと、と悟る。悟りの境地その2である。古本でも140円程度しか安くならない。毎回こう充実していれば買ってやるのだがなあ。正規で1400円。
  先月号は、古楽器演奏の現時点での総整理。はじめて聞く名は少ないが、その位置づけをはじめて知るということが多かった。多数もっていてもどこがいいのかわからないものの評価が驚くほど高いという人もおり、聴き直す必要があるようである。ま、国内CD各社協賛(あるいは共産)でようやく成立する雑誌だから、バイアスは濃厚だが、諸事項?の基礎的な鳥瞰ができる。古楽器演奏に興味がある人にはいいかと思う。
  洗濯もおえ、最近亡くなったアルド・チッコリーニのバッハのインベンションがあることに気づいて、聴きながら。