panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

あと2時間


  紅白歌合戦を家人たちがみているので疎外された我輩は一人自室でこれを書いているのである。むしろテレビ東京の反紅白の老人歌手たちのほうが面白いのでは?山田太郎を久しぶりに聴いたときは、100年人生に朦朧(もうろう)としたものである。
  というわけであと2時間。そばを食べてまたまた太り、そして静かに2015年を迎えるのである。北海道ではさらにかぼちゃまで食ったから、ま、少しは文明的になったといえよう。
  東京の文化と辺境の文化がミックスして日本文化だと勘違いした我が若輩時代の年越しは、まことに異文化統合というか分裂的共存というか、いま思うと人知をこえた、食の拷問だったなあ。とはいえ、実母(養母はあくまでいない)は一人で紅白をみているであろう。拷問の主体にして客体はいぜん堅固なのであった。・・・あ、めん?いや、ソバ。
  やはりエア・アジア機は落ちていた。落ち着いてはいられない。ボルネオ島の南西の海に沈んだようである。合掌。