panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

週末は倒れていた



  土曜日夕方から少し会合があって、終わって少しアルコールも入ると、そのときは何ともないが、翌日はだるい。ボーとしているわけである。やはり老人って嫌ねえ。
  とはいえ一緒にいた人々も老人だと思うのだが、いっこうに弱そうには見えなかったが、帰宅後は倒れているのであろうか。
  ということでもないが、東京を久しぶりに横断した週末、ポキは有楽町の北海道のアンテナショップ(結構有名だから人がすごい数いた)で、ソフトクリームを食べた。ソフトバンクもソフトウェアもソフトボールも興味はないが、アイスだけは好きなのである。でも、営業妨害のようで申し訳ないが、クリーミーさが欠如しており、なぜ北海道ごときの味わいが出ないのか?と少々、がっかりもするのであった。北海道ごときに負けるな、東京の北海道。
  シファーチェと発音するのか、当時の有名なカストラートの名を冠したCDを歌っているこのおやじくさい男のCDを買う予定である。こんな僧院で録音しているのだろうか。日本の清潔さももっとこの美的レベルに達したいものである。近所を歩いていると、もう横浜のはずれだと道路にものが結構落ちている。どうしたものか。
  あとのほうがオルリンスキー。過激派である。指揮者でチェンバロを弾いてる彼も過激だ。おとなしい大学院生みたいな風貌なのだが、チェンチッチとも共演していて、実に没頭的である。没頭的という言葉があればだが。
  この二つは好対照だが、前古典派世界の広さをよく示している。ハッセは第二次大戦の空襲で大半の楽譜が失われた。もっともっといい作品があったはずの人である。残念至極である。イギリス(連合軍?)空軍を呪う。東欧のパリ、ドレスデン空爆で自筆譜の王家のコレクションは消失した。