panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

2時半、若干調べる


  準備作業の一つが終わったので、さっきから孤独死だとかセルフネグレクトだのを調べてみる。オジオバのことを考えているのである。
  孤独死は年間3万人。実数はその数倍とされているが、多いのか。どうも各世代の5%は友達が一人もいないというわけだから(別の本から)、このくらいになるのはある意味し方がない。ただ死んでもすぐに通知される方法を考えていただきたい。
  糖尿病で朝からトンカツを食べている、立派な元秘書をつとめあげた女性のような例がとありあげられているが、愚行権の行使としてこのような場合も異臭をつくような状態で死後迷惑をかけないことを条件に、許されていいのではないか。と、記事や本の趣旨とは別のことを思ったのだが、まずいのだろうか。
  将来に希望がなく(そもそも老人になるということは将来を使いつくした状態だし、夢や希望があるほうがおかしい)、過去や周囲にこだわりがなければ、南国の住人のように、体に悪いことをしても、本人の判断であるなら、容認しておきたい。というと、南国の住人を蹂躙したことになるかもしれないが、死に方にまでつべこべ云われたくないような気がする。
  近所迷惑とか(ゴミ屋敷)、保険費の無駄遣いとか、いろいろいいたくなることはあるし、きっとかつての知り合いからは軽蔑されるのかもしれないが、どうだっていいという境地にたって、よろしく哀愁くらいの気分で死んでいくものをくい止めること自体が無理な感じがする。というのが印象である。でもうちのオジオバはただ娘のところにやっかいになるために引っ越したわけである。念のため。
 http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%82%bb%e3%83%ab%e3%83%95%e3%83%8d%e3%82%b0%e3%83%ac%e3%82%af%e3%83%88%e3%81%ae%e6%9e%9c%e3%81%a6%e3%80%81%e5%b4%a9%e3%82%8c%e8%90%bd%e3%81%a1%e3%81%9f%e3%82%b4%e3%83%9f%e3%81%ae%e4%b8%ad%e3%81%a7%e5%ad%a4%e7%8b%ac%e6%ad%bb%e5%af%b8%e5%89%8d%e3%81%a0%e3%81%a3%e3%81%9f%e5%85%83%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%82%a6%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%b3/ar-AAzqgys?ocid=ientp#page=2