panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

なんだ、ハルキか


  ということで面白そうだが、ラオスだけを書いた本ではない。
  月曜日は休まないと、全曜日出勤になってしまうのだが、仕事上の理由でやってきた。うーん。
  車のなかにいると結構汗ばむ。タイのタクシーで背中がびしょ濡れになるのと原理は一緒だ。というか、でも、どういう原理なのだろうか。車内は冷房がきいているのだが。
  というわけで一心不乱にやっているともう2時だ。パーキンソンの妻の介護が理由で本州の娘のところにやってくるオジに連絡しても全然通じないので、いろいろやってみるとオバ(その妹)のところに一時滞在していることがわかったが、函館から新幹線でこちらにくるというのは考えてみれば大変ではなかろうか。大宮で乗り換える必要があるからなのだが。
  ともあれ老人問題をはじめて切実に感じることになった。といってもポキも102歳だし、十分、世界-内-存在を生きてきたわけだが。
  川の流れのように諸行無常な世界-内-存在としては、呆然とするだけである。呆然とすることに対処する長い知的蓄積はあるのだが、個々の事態に直面しては呆然とするしかない。ただし自失とはならない。ただ自室にいて呆然とするだけなのである。これをわれわれ専門家は呆然自室という。
  ちなみにラオスビエンチャン郊外には、独特の仏教トンデモ公園がある。川のほとりにグロテスクにたたずんでいる。