panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

サッカーのよい子化からの脱却


  ごたぶんに漏れず、ポキもサッカーを昨夜みた。途中からコロンビア戦をみていたので、脱法行為的な西野ジャパンの姿はあまりみていない。たまにチャンネルを変えると、ただ緩慢な動きをしているという風に映っただけだし。
  いずれにしても、むやみにガンバりつづけて、アホらしく破れたドーハの悲劇の愚は回避された。つまりよい子な日本サッカーもとうとう欧米並みのふてぶてしいサッカーに成熟したのである。白人並みの傲慢で倨傲な(って同じことか)植民地主義的メンタリティの獲得に成功したのかもしれない。慶賀慶賀。そこでこれをボルゴグラードの喜劇と命名したい。
  だから、途中で気付いてもう点数を入れる力は日本にはないようだからと、戦略的な視点からセネガル戦のほうをみてみると、これがまた実に爽快である。敏捷で激しく、ファウルもこっちではとられない。スピードがあってぶつかり合っているからである。とれないのである。対して日本戦のほうは、緩慢なボール廻しなんかをしているから、ファウルをとられるのである。と、にわかのポキは考えた。
  試合としては圧倒的にコロンビア戦が面白く、しかも押していたセネガルは破れた。いかにもサッカーらしい。韓国がドイツに勝つみたいなもんで。
  ということで朝、普通に起きたが、また居間で寝てしまい、正午前には職場に到着した。
  そして、今日梅雨が明けたことを知った。うーん。これが9月末までつづくのか。しかも何となく大気が穏やかになるころに、高気圧ご本家の東南アジアに行くのかと思うと、激しく緩慢な気持ちになるのであった。くらくらしてくるのでもあった。
  蓮実は先日早大で問題になった文芸評論家のまさに親分である。もう一人の子分スガヒデミはどうなっているのかなあ。この文脈でみると、蓮実先生、元東大総長は日大風にみえるから不思議。・・・でもないか。