panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

♪これじゃ体にいいわけないよ、といういいわけ


  またやってきた。会議は今週はないが、講演会でまた政治家みたいな連中に挨拶しなければならない。ただそのためにやってくる必要がある日がある。民主党系統の方々だし、ますますやる気はない。しかし誰も代わってくれない。
  今日は何件か事務の締切りだし、面接みたいなものもある。本来今日は前夜祭なので休日なのだ。家で平尾マサアキ先生の昨日の追悼記念会みたいなものをワイドショーでみていたかった。相当な旋律家(メロディスト)だったと思う。詞にあわせてどんな歌でもつくれるというのは見事な作曲家にして世を生き抜く芸能の民ではないか。
  あの社交性が、外からみている限り、好ましいが、もしこっちが被災者でああいう人が慰問に訪れてくる場合、ポキは人間というのはそんなに簡単に相手の好意を受け取れない、という人間的現実のほうに焦点をあわせた見方をすることを職業にしている。ひねくれているとはいえ、必ずしも全面的な好意が全面的な感謝だけに結びつくわけではないのだから。そこには都会と田舎、上層階層と庶民、知識あるものとそうでないものなどの社会的差異が否応なしに介入して、屈折した心理を引き起こすのである。
  函館には夏になると関西弁とか東京語などがゆきかうが、それが観光都市の宿命としても、高校生のポキはそれを卑屈さの感覚とともにいまだに想起する。だから地方に行って東京から来たというのはいやなのである。というより、そもそも横浜だからなあ。
  という話は前にもした。まずはもう昼だが、業務関係は終わった。あとは指導と面接。