panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

映画史上最大の美女ダニエル・ダリュー、逝去


  少なめのご飯にしてもらってカレーを食べたのは、手元に五百円しかなかったからである。というかあっても大体そばかうどんかカレーなのだが。カレーが三百二十円で一番安い。
  その後ラウンジで新聞という時代遅れの奇態なものを読んでいたら、百歳で亡くなっていることを知った。『八人の女たち』にも出ていたし、フランス映画界を代表する美人である。なぜそう思っているかというと、そういう評価だからである。昔から。
  しかも映画ファンだった若いころの母(ただし実母。養母はいない)が好きだったのがこの人で、もう一人好きだったのはジューン・アリスンだった。何たる幅広さ。アリスンはよきアメリカ娘の典型のような人であった。かくしてポキは昔から二人を知っているのである。小学校のころから。
  でも映画界1の美人というのは、高校時代に愛読した映画雑誌に出ていたのである。そのときポキは母の眼識の高さに脱帽したのであった。もともと高校時代に帽子をかぶることは少なかったのだが。
  というわけで、100歳なら結構な長寿だったなあ。実母もこのくらいをめざしてほしい。ちなみにポキは公称101歳だから、なぜか母親を越しているが、固いことは云わないように。固いのはポキのまわりの職業人だけで結構です。



  ついでに職場から母(実母以外にいない)に電話して知らせやった。親孝行だなあ。