panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

さわやかな朝、きたる。何週間ぶりというべきか、日本では特権的な季節というべきか。


  日曜の朝だからすがすがしいのか。晴天下で遠く近くに染井吉野がみえる。もうつくられていないから、もうこれ以上は増えない染井君。もっと濃いピンクの桜がいまは生産されている。・・・しかし。
  なぜ気持ちのいい朝なのかといえば、ここからゴールデンウィークへいたる間くらいしか、年の前半ではいい季節が日本にはないからである。日本の四季は決して暮らしやすくない。こんなパタリロの王国のような季節は例外である。
  そしてポキがしばらく短期とはいえ、仕事で人前でしゃべる必要がないからでもある。ふふふ。別の仕事はあるが、これは例年のことだし、これがないと生活できない。そうではなく、単純に儀式的な場からは解放されるということである。会議は目白押しだし、やるべき課題は多いが、ま、ひとまず助かった。すがすがしくもなろう。たとえ今日が台風の日であっても。
  朝早くからヴィンチのアルタセルセの二枚目を聴きながら。