panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

入梅にたじろぐ、うろたえる、うれう、うれしくない。


  昨日入梅したことを今朝知った午前中。昨日の夕方は深い青色のいい天気だったのだが。てんきは転機だったのであるね。残念。こうも早く気候的5月が終わるとは思いもしなかった。とはいえ例年通りのようで、ということは我輩が長年、天候に神経質ではなかったということなのである。だから我輩はようやく転向を果たしたということでもあるだろう。
  いずれにしても関東の一番いい季節は終わり、10月までは残酷な季節のなかで生活しなければならない。うーん。東南アジアの雨期のほうがまだましでは?ざっと降ってさっと上がる。本州こと内地ではじとじと降って、じめじめしている。うーん。ますます退職したくなってきた。
  朝何枚か18世紀前半が届いた。ケレメスはじめプティポン、プリーナ、バッソ、ハレンベルク(ハレンベリなのかもしれない。もし北欧人なら)、レジネーヴァにそしてヴィヴィカ・ジュノーまでいる。何という豪華版なのだろうか。悲しくも豪華な朝なのである。・・・グルックのエチオというオペラにはマユコ・カラサワまでいる。
  フランス革命までの18世紀を貴族と上層ブルジョワジーが支えたなかで生まれた典雅極まるオペラに囲まれて、梅雨の鬱陶しさを晴らすべく、ひたすら聴くことにしよう。・・・タイ映画行くのはやめた。でも一週間分の仕事の準備の三分の2はさっき終えた。