panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

ストレスフル、東南おおアジア?


バガンのホテルのレストランからエーヤワルディ=イラワジ川を眺める。早朝)
  今日は会議日である。うんざりしながら出勤し、昼と夕方に出席した。午後の中心部はパスした。我輩は、アホは嫌いである。しかもアホの定義は我輩の場合、広いぞ−。冗談であるが。その間、ミャンマーベトナムに詳しい若人が遊びにきたので、長いこと、ミャンとベトについて話し合っていたのである。
  9月に懸賞であたって台湾に行ってきたというのだが、東南おおアジア歴の長いこの人物は、台湾が移住先や仕事先には最適ではないかというのである。これには驚いた。
  彼の主なフィールドは東南おおアジアである。ミャンマーではボランティアで少数民族の人々と一緒になって民族小物をつくっては日本で販売し支援をずっとしてきたのである。にもかかわらず、台湾がいいというのであるから。
  たしかに台湾はいいところだが、もう我輩が行ってから10年もたつ。だからもっとよくなっているだろう。地震の際の態度からしても日本人は台湾人に敬意を表しているだろう。でもそこまでいいのか。
  東南おおアジアというと、人はのんびりして、たそがれているところだとか思っているだろう。なるほど東南おおアジア本はそういう印象を与えるように書かれている。
  しかしこのブログを読んだ人はわかると思うが、アジア旅は修行である。なんと云おうと。気温、適当な道案内、金のごまかし、ぼるタクシー、苦しいバス、進まぬ列車、突発的なスコール、やりきれない臭い、、、。我輩のブログからそういう雰囲気を感じられない読者がいたら、それは我輩がユーモアっぽく書いているからである。ポッパ山なんか、面白かったと読んで思っている君、君は正しいが、間違っている。我輩はいつ感染症になるかと不安でたまらなかったのである。サンダルの靴ズレが痛々しく傷口を広げていたのだから。
  にもかかわらず、この人物から、東南おおアジアがストレスフルだという意味の発言を聞くとは思いもしなかった。そうなんである。ストレスフルを我輩は修行と呼んできたのである。うーん。万人の(ちょっち飛躍かな)感想であったか、東南おおアジア旅はくくく、苦しい。過酷、消耗、憔悴なのである。
  でもそういうことが共通の了解となって、半分は嬉しい。そして、台湾がますます日本以上の天国になっているということがさらに嬉しい。日本統治の遺伝子が効いているのだろう。ふふふ。でも日本の横のあの国は相変わらず、恨の精神で日本統治の恩恵を否定し続けているが。もほほ。そのままでは苦しいのではないかね、日本の横のその、、、、。
  でも台湾で仕事がみつかれば、いいね。・・・台湾にも来年行くかな。
  ちなみに、偶然だが、いま連続的に聴いているのは、欧陽菲菲である。台湾人だったはず。