panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

不覚を喫する


  ビールは禁止、東南おおアジアも遠い。CDもさしあたり欲しいものはある。という状態であるからして、我輩は考えた。クラシックコンサートの秋だと。
  忘れていた。早速、一番お気に入りの王子ホールのHPをみると、といってもやったのは先週末だが、大物が目白押しである。めじろおし、ね。漢字の勉強もしてください。ところが、どうだ。目ぼしいものは、すべて完売していた。乾杯ではない。完売である。我輩は完敗。
  よくみると、チケットの売り出しは6月末。我輩がミャンマーベトナムのことで計画を練っていたころである。秋にいまのような状態になるとは予想もできず、ひたすら東南おおアジアのため工夫と節約に努めていた頃である。不覚を喫した。
  我輩が好きな小規模ホールの代表は王子ホールである。銀座4丁目の三越裏にある。交通至便、環境抜群。都会の中心にある山野楽器でCDをじっくりみて、歩いて3分で着く。ちょっちがっくりきて、あとのツダ、トッパン、キオイ、ハクジュ、ハマリキュウアサヒ、ダイイチセイメイ、トリフォニーなどのホールを検索する気力も今はわかない。
  しかしタイ行く前に比べると、平均単価があがっている印象である。大体我輩の行くのはピアノか室内楽だが、5000円が6000円くらいになっているではないか。数年でこんなにあがったのか。ベトナム・ドンなら大変な額ではないか。20万ドンあがったことになる。アンジェラも来ていて、1万円である。ドンなら200万ドンである。あー、おー、くー。
  ちなみにヒューイットである。アキではない。アンジェラ。アンジャッシュでも勿論ない。・・・でも行かなかったね、きっと。アンジェラごときに200万ドンでは。
  しかしドンで計算してると、東京では外出不能になってしまう。何もかも高くて。ドンと書いてニートと読むがごとし。
  予定通り職場出勤して、いま中森あきなによる由紀さおりの「生きがい」が終わり、沢田研二を聴きながら。珈琲もある。王子ホールにはつれなくされたが、結構、幸せである。今夜も炭酸があるし。炭酸は淡々と、、、、。