panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

まずマレーシアの夜ともう一夜


  テーマごとに書いて、写真を選ぶということだと時間がかかる。そんな時間もないし、適当に時系列で。
  マレーシアは25日、たんにトランジットで入国したが、マレーシアエアでは一泊することが原則で、市内にとまった。どこに泊まるかで考えたことは、覚えのいい方はご記憶だろう。結局選んだのはクアラルンプールの上野、KLセントラルだった。ブキッビンタンもチャイナタウンにもすぐ行ける。むしろチャイナタウンが近かったのだが、ど忘れしていてブキッビンタンにモノレールで行くため駅を探して苦労したのであるが、ま、それはいいだろう(書くと面白いのだがなあ)。
  暑いのは東京と同じだが、ブキッビンタンのアロー街という有名な屋体街は気持ちよくて、タイガービールの瓶がどんどんあく。オープンエアで飲むタイガー。ようやく旨いビールにありつけた悦びで、ついつい貝類をたのみすぎる。我輩の前世は貝なのである。
  さてミャンマーからの帰路、またトランジットなのでクアラに行くつもりだった。だからミャンマーではタイガービールは一本も飲んでいない。マレーシアではかなり時間があるのである。今度はチャンなタウンとか思っていたが、しかるに、どうだ。
  9月1日、ミャンマー国際空港をたったマレーシアエアは後半揺れに揺れ、真空ポケットというのかガクンと落ちたりしながら(同時に我輩もなぜか涙目になりながら。最近目が悪くて。この間に因果関係はない!)、ようやく時間を遅れて着陸した。
  ほっ。あれ、こんなに海の近い空港だったのか、マレーシア国際空港は。と思っていると、格納庫にはなんとペナンの文字が。・・・いっておくが、カタカナでペナンとあったわけではむろんない。英語である。我輩には英語もカタカナもタガログ語囲碁も同じようなものなのであって、、、って当然じゃね?ま、そういうわけで、着いたのは、うれしなつかしペナンだったのである。ガクッ。
  かくして待つこと小半時、また飛行機は空に舞っていくのであるが、どうせなら一日ペナンで待機しろよ。また、ガイドブックにも出ているようだが、24時間やってるインド料理の店に行けるではないか。ここでは、至福のカレー料理を食べることができる。いまでもいろんなものが乗った皿を思いだすことができる。
  さてこうして結局、クアラのもう一夜は消え、普通のトランジット客としてマレーシア国際空港内部での散策となるのである。もう立派な空港で、エアアジアを利用すると利用できないわけで、びっくりするくらいハイセンスな空港だった。これにくらべると成田は上野である。

  マレーシアは親日国だと感じるのは、どこにも日本語表記があることで、この写真などそのクアラの上野、セントラル駅での掲示である。つまり空港でなく市内にもこうして日本語で丁寧な表示がある。ううううううううううううううううううう、うっく(嗚咽)。
  嗚咽の理由はもう一つある。タクシー乗車券うりは、って何?頑張れ、マレー人。
  我輩の感じでは、マレーシアが東南アジアではもっともシステム的な考え方の浸透している国で、新幹線?で市内に出るエクスプレスをはじめ、輸送の体系はまことに見事だった。例外は空中を走ってるモノレール。KLセントラル駅からやや離れていて、不気味なところにあった。探し回ったが、結局、ホテルの目と鼻の先だとは、読者も、これを書くまで知らなかっただろう、ふふふふふふ。・・・当たり前か。

  そういえば、酔っぱらったついでに異臭のドリアンを食べてきた。フルーツの王様なのかこの味?2,3度目くらいだと思うが、ねっとりしてやみつきに、、、、ならない。種が大きいので量はそれほどでもない。