panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

勘違い夥しい日々

f:id:panacho:20190115170930j:plain

  こんな気持ちである。ボノンチーノのPolifemoが届いて聴いたのだが、いっこうに先日のYouTubeの音楽が出てこない。2枚組全体がかなり古い感じの楽曲からなっていて、ボノンチーノ自身がバッハより15歳年上であるということが、とくにこの時代の音楽を考える場合には大きくて、やはり時代の制約を感じさせるものなのだった。この二人のちょうど中間にヴィヴァルディが生まれているのだが、この7,8年ずつの年齢差プラス地域差が音楽に確実に反映しているのである。

  で改めて見てみると、先日のはポルポーラ作曲のポリフェモではないか。大いなる勘違いだった。道理で前に聞いたことのある曲がいくつかあって、アンソロジーの何かで聴いたのであろう。それがポルポーラだったわけだ。うーん。

  注意散漫、美酒爛漫。気を付けたい。老化と思う。どうかと思う。

f:id:panacho:20210213104428j:plain

  ポルポーラのはcdは全曲盤はなく、アリアがいろんなものに分散して録音されているようである。上のは私の持っていないものだが、もうデジタルでしか買えないし、全曲盤ではない。つまり、全曲盤は、しつこいようだが、ないのである。

  繰り返し検索をかけていたら、このcdが買えた。最後の一枚が340円くらいだった。いま注文した。なんで素直に一発で検索にかからないのだろうか。いずれにしても万が一、既にもっていたとしても、この値段なら構わない。ま、とっても嬉しい。

  ただし外国人評をみると、このcdは最悪の一枚ということのようである。