panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

2019年の後半、始まる

f:id:panacho:20190701092615j:plain

www.bing.com

 1日である。つまり、とうとう半分過ぎてしまった。あと半分は夏至もすぎて、陽の長さも短くなる。低成長時代の日本のようだ。しかし太陽は苛烈だし、梅雨はしばらく続くし、まことに苛烈な国である。

 昨日の夜、京都から戻った。高校時代以来の嵯峨野が体験できた。そもそも常寂光院が嵯峨野にあるわけで、それを何十年も大原かと思ったりしていて、とうとう謎が解けた。というよりも資料で確認すればいいだけだが、経験として、修学旅行の自由時間に行ったのは嵯峨野だった。そして天龍寺には行かなかったし、渡月橋もわたっていなかった。など成果?は大ありだった。

 それにしてもずっと晴天で、かつ蒸し暑いこと、おびただしい。嵯峨野のあたりは公家の別荘地だったというが、クーラーのない時代に、別荘といってもなあ。でも廊下が入り組んだ大きな屋敷(つまり寺院)なら、いい風も通ったに違いない。どれも庭は似ているが、はっきりいって感動的な庭ばかりだった。

 ということで京都がようやく気に入った。河原町を歩く(河原町だけではないが)人の8割は少なくとも中国人だったことを除けば(あとの1割は西洋人)、京都ってどこと比べても見劣りしない観光都市だということを確認した。