panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

平穏にして不穏な日々


  今日の東京は暑いくらいではないか。
  年末のための北海道帰省のため、そういうところの電気毛布コーナーを眺めながら、不条理という言葉を思い出す。カミュである。神ではない。異邦人。
  細長い列島の北と南ではこうも違うのである。憮然とするし、憤然ともする。しかしそれが現実だし、こういう寒さのなかを2月、3月の大学受験のために勉強していた北の人びとは圧倒的に不利だと当時も思ったが、しかし当時は、本州がこれほど暖気な冬だということは想像もできなかった。・・・ということで受験生時代以来、久しぶりに北国の寒さを呪うのだが、そればかり考えているわけではない。
  スマホ崩壊後、スマホをみないので平穏だが、連絡がとれないので不穏でもある。ということで解説すると、アホらしいのでもうやめるが、意外とやっていけるのである。スマホも携帯もなくて人生の大半をやってきたのであるからね。
  パスポートの更新申請後、半年がたとうとして、あっちから早くとりにこいと連絡があった。すっかり忘れていた。もう東南アジアには興味がないので、どうでもいいと思っていたふしがありありである。現金なもので。キャッシュレスというかプライスレスです。って意味不明。