panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

査察な午後


  午後図書館から査察部隊がやってきて、ポキの整理されたジャングルを荒らして行った。といっても二度目なので、厳重にこちらも整理に整理をして対抗し、部外者たちはたいして成果もなく帰って行った。ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、ふとした動機。ではなく、ふふふ。正義は勝つ。・・・久しぶりである。
  一カ月以上かかっているつまらんスウェーデンミステリーも終盤にさしかかり、ようやく犯人がわかった。最初に出てくる男なのだが、そういうことか。90年代はじめのバブルの崩壊(スウェーデンの)がもたらし社会的荒廃がテーマなのか。なるほど。それにしてもご都合主義な小説だった。むなしいが、階級社会としての様相は大分納得した。こういうところの賞(ノーベル賞)ならよくて、文化勲章はダメというのはやはり大江君、君はおかしい。舶来主義なんだね。うんうん。
  ちなみにポキの自室(職場)は決して写真のようではない。むしろ宮殿とよんでいただきたい。記憶の宮殿。お、ハンニバルか。