panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

5時半の憂鬱


  起源は確かだが、期限が怪しいプリンをもらった。それを前にして、もうとっぷり暮れた外の闇を眺める。というか眺めることができるほど、本を大量に移しかえ処分しているのである。査察な日々なもんで。
  チョフィとディドナートのデュエットが麗しい。昨日届いたものの一つで、全部がヴィヴァ君ではなかった。これはヘンデル。渋い。ヘンデルもヴィヴァ君同様、オペラによって、再発見されたものの一人だ。ヘンデルもヴィヴァルディも歌がすばらしい。
  でもバッハは声楽家に伴奏部分を歌わせる。そこが革命的に圧倒的だ。オペラ作曲家がそうしたことをしたら一夜にして首だ。だからバッハが学校の先生だったことに感謝したいと思う。
  そんないたいけな5時半。