panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

北国の春


  帰京したが、結構寒いのではないか。東京も。函館も東北も結構温かかったから、思わずがっくり。満開の桜も曇天下では映えない。
  ともあれ帰ってきたが、また仕事の繰返しかと思うと気が重くもある。疲労を癒しつつ、また。
  函館の自宅横のおなじみのポプラ。 
ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ

  こちらは盛岡の春。大通りというところに山のようにある飲食店で角館から来た男とはしごしたが、前回来たときに行ったもう少し小さい通りは時間がなくて発見できなかった。そっちのイーハトーブという喫茶店にもう一度行きたかったのだが。いずれにしても凝集した飲み屋街は壮観で、函館のように無意味に拡大して沈没してしまった都市と比べると、バブル末期の地上げの(函館への)悪影響がどういうものであったかが改めてわかったような気がする。残念であるが、次回は川沿いのコーヒー店などに足をはこびたい。

  盛岡で最初に入った郷土料理の店が安かったもんで、次々はしごしてまわった。盛岡一泊二日で入った店は8軒。うち喫茶店2軒、居酒屋2軒、スナック二軒、食べ物屋2軒。もともとこのブログはバンコク半年のために開設された旅ブログなので、こういうときこそ本領を発揮するのだが、帰宅してから書くとやはり臨場感がなくなって、単調な感想が主になってしまうのがやや悔しい。

  翌日は、前夜、客層によってはクラブともいえるスナックで知り合ったお医者さんの実家がある花巻の健考館という一大健康ランドでお世話になった。この場を借りて御礼申し上げたい。ガラス窓を通してさんさんと降りそそぐ東北の陽光のなかで温泉につかるのは至福の体験だった。写真の右側に横に寝て入る温泉もあるのだが、このときは人が入っていて撮影できなかった。もう一つ浴槽があって、それは歩いて体を鍛える深い温泉だった。