panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

無視できない虫歯の発見


Vivaldi Arias and concertos with Sonia Prina Giovanni Antonini 1

 連日、次に買うべきステレオ装置について考えている。しかしマンションだし部屋は狭いし(自室用なのでさらに)、泥棒する才覚もないので、ますます混迷をきわめている。

 その間をぬって、歯医者に行く。3ヶ月検診。で前歯の真ん中の上の歯に虫歯が発見され、それをどうにかするため5月上旬にまた来いとのこと。うーん。無視したいが無視するのが無視歯、無視したいのに無視できないのが虫歯なのだ。無視する勇気はない。

 ということで、無視できない虫歯はまるで最近の読書のようなものだと思う。柄谷行人の遊動論の新書がまだ終わらない。しっかり読みたいが、世界史の実験と同じ文章が延々とつづくので勢いを失うからである。読書の。それにしても柳田の天才性には驚くばかりのものがある。驚きつつ、のろのろ読むというこの曖昧な読書スタイルが103歳のスタイル、晩年様式なのだろうか。まずいね。

 と、職場にて。歯医者は大森なので。ベトナムまで何千キロだろう?