panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

秋に慣れる


  侘びしい秋が続くと、やはり従来通り、秋というものに慣れてくる。これが日本の秋であるという100年も経験してきた秋にようやく慣れるのである。そういう風に徐々に秋に懐疑的となり、かくして日本や日本的美意識にも疑いをもつようになってくるが、これを吹き飛ばすほどの体力は残っておらず、順応するしかないと思うと、当然、歯がゆい。歯がゆるいではない。歯がゆい。
  かくして午前中仕事をしに行って帰ってきて、出た弁当をもってかえって食べたら、3時だが、眠たくなる曇天の日曜。・・・昔教科書にのっていたブラウニングの詩のような気持になって、ダウン。