panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

思わぬ事態


  ハッセの何と訳すのかわからないオペラ3枚組が届いたので、朝車のなかで聴きながら職場にくる予定にして、昨夜は少しうれしかった。
  ところが車のではCDは拒否される。二枚目もそうだった。ガッカリしながら、かつ職場のでも再生できないのかと二重に消沈してたどりつくと、いまであるが、きっちり再生されている。昨日、帰宅時、コピーしたモツ君のピアノソナタを連続してかけたのが悪かったのかもしれない。
  聴いてみると、ライブ録音で、この指揮者の顔ははじめてである。イタリア録音でないのであまり期待していなかったが、さすがにドイツ人ハッセを奏でるドイツ演奏団は決して悪くない。誰一人として有名人はいないが、透明な感じのさっぱりした演奏である。
  昨夜も思ったのだが、モツ君の時代になると、音楽が大人しくなる。音数も少ないし、テンポもいま弾かれるものだと、少し遅いという気がする。だから大人しい音楽はもっとテンポアップしてというか、弦も切れよくらいの激しさでやってみたらどうか。
  ともあれ、昨日はもう一枚、ヨメッリが届いていた。寝込みに聴いたが、よく覚えていない。ヨメッリはイタリア人作曲家でドイツで宮廷楽長をした当時の大作曲家である。今日は帰宅したら本格的に聴く予定である。歌うのはFilippo Minecciaである。前に紹介したが、初めての入手である。