panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

地中海殺人事件にみるセレブ---------セブではない


  極端に疲労して帰宅した。理由の1つは親指シフトキーボードが、職場で使っているほうでは右手小指で「後退バックスペース」ができないことである。いま自宅で使っているのでは小指で後退させることができる。この小指の機能が親指シフトキーボードでは非常に秀逸なのだが、なぜか同じ親指シフトキーボードでもできないものがあり、職場のではいつも小指を使ってしまい修正に手間取るのである。
  ともあれそうしている間に、もう何度見たことか、ポワロの地中海殺人事件がテレビで始まった。007のガイ・ハミルトンの凡作である。凡作といえども、ま、まあまあなのだが、20世紀前半のギリシアの島でバカンスを送る演劇セレブの話だが、セレブとセブは一字違うだけでずいぶん違うということに気づいて、そのまま丸々二時間近く見てしまった。
  豪華俳優陣なのだが、007史上最大のポンドガールだとポキが自負する?(しかし自負してどうなる?)ダイアナ・リグ(写真の女)が殺されるというか、出ている。ロディ・マクドゥウェルも出ている。知らんだろうな。大半の人は。彼の軽いところが昔から好きだった。そして、大柄のポワロ俳優がポキにはダメに思えるので、この一連のポワロものが好きにはなれないのだが、ともあれジェーン・バーキン(バーキンのバッグってあったと思うがそのバーキン)が犯人。
  バーキン小松菜奈風だということに気づき、小松菜奈風が身内にいるようになったので、注意深く拝見した。もう何度目だろうか。原題は太陽の下の悪魔。日本語訳は白昼の悪魔である。