panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

マネー・フォー・ホワット?

  
  吉田義夫はトラさん映画の夢に出てくる悪役として覚えている人が多いだろうが、昔の時代劇ではとにかく悪代官的役割の総集編みたいな存在だった。その彼がポキが一番幸福だったような記憶とともに思い出す大晦日前後の雪の日に大掃除をしていると、テレビで悪魔君のメフィスト役?で出てきた。小学校?中学校時代?懐かしいわけだが、この役は途中でかわってもう一人のほうも悪役俳優だったが、好きだった。
  いまウィキのような貴重なツールがあるのでみると、ほほう、法隆寺修復技官というか何というか、絵の専門家だったのか。晩年も油絵三昧とある。うーん。これはまいった。意外というしかない。今の京都市立芸大出身のインテリではないか。
  いい役者だったなあ。時代劇の裏では油絵かあ。昔の俳優というのは奥が深い。
  こういうのを延々と買っていくと破産するが、なんのためにお金はあるかといえば、金なんてもんはやはりプルースト的記憶をたどる糸口に費やすしかないではないか。・・・しかしそれにしてはエンゲル係数が最近高い気がするのは、やはり気のせい?意外だなあ。金なんてもんはなんて云っちゃいけないような気もするなあ。