panachoの日記

辺境アジアからバロックオペラまで

四角い箱に丸いフタ


  NHK知恵泉という番組で二代将軍秀忠が細川忠興からもらった忠告が紹介された(最新のその番組で。録画なのでいつのなのか不明。再放送でとってる可能性がある−−−−あとで確認すると11月の放送だった。どえらい間違いじゃね)。
  それが四角い箱に丸くフタをせよというものだった。
  これはとてもいいのではないか。とくによい子の集団である日本的おもてなし社会では。四角四面に義務を全うする必要はないのだ。というより、してはならない。いつも風通しよくしておく必要があるという教えである。これが、よい子的競争社会ではなかなか実践できない。そして実践されるほうも、そういうことを十分忖度(そんたく)しておく必要がある。双方が暗黙にわかった上で、囲碁の勝負のように、大局観をもって対峙することが結構な結果を生むのだ。
  今朝、一気に数ページ?読んで、『靄(もや)の旋律』という何週間もかかった駄作北欧ミステリーを読み切った。まったくもう。でも終った終った。次は厳選しないとなあ。
  ドヴォルザークのピアノ5重奏曲第二番の最終楽章。ポキはアルバン・ベルク・カルテットで聴いているが、こういう映像でみると少々の退屈さも我慢できると思う。
  今日はすっかり日が暮れて、ポキの体調も回復してきた。